㈱ニール 発行:880円(税込)
深く、濃く、美しく新潟県内の魅力を伝える観光季刊誌「新潟発R」2021年秋冬夏号 vol.17のご案内です。今号は『にいがたの団子 新潟のせんべい』と題して、新潟の米で造る “団子” と “せんべい” の特集です。新潟が誇る米から生まれる、団子とせんべいは、普段使いのおやつとして何気なく接しているせいか、好きなんだけど特に特別の物とも思っていない、なんて方が多いと思いますが、ハイクオリティこの上ないレベルです。本特集では、1個の笹団子、1粒の柿の種に詰まっている美味な物語をたっぷりとお伝えしております。ところで、本号は表示から開くと団子、裏表紙から開くとせんべいが掲載されている、ちょっとわかったスタイルとなっておりますのでご留意ください。
特集1は『にいがたの団子』。新潟の団子と言えば笹団子。よもぎ餅で案を包み、笹の葉でくるんでイグサなどで縛り、蒸したり茹でたりして作られる銘品です。農家では田植えが終わった6月初旬に各家庭で良く作られていたそうですが、さすがに最近は家庭での手作りはめっきり減り、多くの団子屋さんで製造販売されています。あんも粒あん、こしあんだけでなく、海藻のアラメやキンピラなども使われます。その他にも餅を丸めて串に刺した串刺し団子や、大福もち、ごま饅頭など、いつもお馴染みの団子が勢揃いです。
特集2『新潟のせんべい』。これは今号の裏側、最終ページから開いていただきます。せんべいもおやつの定番ですね。お茶請けといえば、あられやおかき。最近は、この身近な県産米菓が全国どころか、世界中で受けております。アメリカでも柿の種がつまめるなんて想像するとビックリです。そんな新潟県産米菓ですが、出荷額では全国の6割を占め、堂々の第1位です。本特集では、せんべいの魅力と共に、米菓メーカーのせんべい誕生物語についてもご紹介しております。
その他に、団子とせんべいに挟まれておりますが “発R大図鑑” でお茶を特集しております。『お茶の時間です』は、北限のお茶どころでもある新潟のお茶についてさまざまな情報を集めております。また、『山本さんのことば指南』や『にいがた酒+人リレーエッセイ』、『NIIGATA発!の表現者たち』などの連載もお楽しみください。今号も新潟県各地の魅力が詰まった「新潟発R」2021年秋冬号を是非お手に取って、新潟の魅力をチェックしてみてください。